国内資源循環確保に向けたプラスチックリサイクル体制整備の緊急支援について

(公社)全国産業廃棄物連合会及び環境省より

プラスチックリサイクル体制整備の緊急支援についての情報提供がありましたので、お知らせいたします。

 

【公募概要】

中国政府が本年12月末から生活由来の廃プラスチックの輸入を禁止する こととしているため、これまで資源として中国に輸出されていた廃プラスチックが国内で処理せざるを得なくなることが見込まれています。

このため、環境省としては国内資源循環の確保に向け、プラスチックリサイクル体制の構築を支援すべく「省CO2型リサイクル高度化設備導入 促進事業」の第3次公募として、当該事業に係る補助事業者(執行団体)に採択した公益財団法人廃棄物・3R研究財団において、本日からプラスチックリサイクルの高度化に資する設備を導入する事業者を募集することとなりました。

「省CO2型リサイクル高度化設備導入促進事業」は、省CO2型リサイクル高 度化設備を導入することによって、使用済製品等のリサイクルプロセス全体のエネルギー起源二酸化炭素の排出抑制及び資源循環を同時に推進することを目的としています。

今般の公募は、中国の廃プラスチックの輸入規制を受けて、国内資源循環の確保に向けて、プラスチックリサイクルの高度化に資する設備を導入する事業者を募集し、当該設備の導入費用について、1/2を上限に補助し ます。

公募の詳細については、公益財団法人 廃棄物・3R研究財団の下記を御参照下さい。

https://www.jwrf.or.jp/subsidiary/save_co2/current/index.html

 

【公募対象事業】

・プラスチックリサイクル高度化設備緊急導入事業

ペットボトル・容器包装プラスチック等の廃プラスチックの高度なリサイクルに資する異物除去、選別、洗浄及び原料化設備並びにその他設備を導入する事業であって、国内資源循環が安定的に見込めるものであること。

※今年度事業であることから、来年(平成30年)3月10日までに執行団体に完了実績報告書を提出いただく必要がありますので、来年(平成30年)2月末までには補助対象設備の引渡しを完了させるようにしてください。

※申請においては、算出過程も含む二酸化炭素削減量の根拠の明示が必要になります。

 

【公募実施期間】

平成29年11月22日(水)~12月22日(金)17時必着

 

【公募に関する問い合わせ先】

公益財団法人廃棄物・3R研究財団

〒130-0026 東京都墨田区両国3-25-5JEI両国ビル8階

TEL 03-5638-7162 FAX 03-5638-7165

 

【環境省報道発表】

http://www.env.go.jp/press/104821.html